東京の渋谷にあるカフェ／ダイニングの店舗改装に際して、ファサードの植栽および店内のグリーンデザインなどを手がけました。
ハワイアン料理をコンセプトにしたお店ながら、内装はアンティークテイストで落ち着きのある空間ということから、いかにも南国風の植物を用いるのではなく、ワイルドな葉姿と個性的で色鮮やかな花を咲かせるグレヴィレアのジョンエバンスやラニゲラなどを取り入れ、空間全体のコンセプトに合わせた、こだわりのある植栽を心がけました。
プランターは、内装のテイストに合わせて、アンティークの木箱や、カラフルながらクラックや貫入が入ったアンティーク系の陶器鉢を選びました。また、青い陶器鉢を載せている台には、インドネシアの船の廃材で作られたスツールを使用しています。
店内のグリーンデザインは、ハワイアン風のサインボードと、ランやシダ、チランジアの造花やドライフラワーなどを組み合わせてディスプレイしたり、大きなテレビモニターの両脇を流木でデコレーションしました。
植物には樹形の良いシェフレラや、直射日光の届かない場所なので、環境に適した耐陰性のあるマランタやシッサスなどを用いています。
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